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洗剤

洗濯用洗剤粉末洗剤VS液体洗剤

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日常生活の中で毎日欠かさずにやってる洗濯、何気なく使っている洗濯用洗剤は粉末タイプ?液体タイプ?なにが違うの?何がおすすめ??洗剤にも液体や粉末の物など様々な種類があります。液体洗剤と粉末洗剤の違いを皆さんはご存じですか?最近ではポイっと入れるだけの洗剤もありますが、実は洗剤は種類ごとで得意な洗いが違うのです。

そこで今回は粉末洗剤と液体洗剤に注目してそれぞれ特徴についてご説明したいと思います。
簡単に違いを言うと
「泥汚れを落とすのに適しているのが粉末洗剤。皮脂汚れの洗濯に強いのが液体洗剤」なのです。たとえば、男の子が夢中になる野球やサッカーなどの泥に汚れやすいユニフォームは粉末洗剤、夫のワイシャツの襟首や袖口の皮脂汚れに対しては液体洗剤、といった具合に汚れの種類によって使い分けるのが、ベタ

ただ、液体洗剤と粉末洗剤の本質的な使い方には大差がないのです。

液体洗剤と粉末洗剤では、アルカリ剤と界面活性剤の割合が違います。

一般的な洗濯洗剤には「アルカリ剤」と「界面活性剤」の2成分が入っていて、「アルカリ剤は泥汚れ」を、「界面活性剤は皮脂汚れ」を落とすのがそれぞれ得意です。そのため粉末タイプの洗剤にはアルカリ剤が、液体タイプの洗剤には界面活性剤がそれぞれ多く含まれています。

では、それぞれの成分がどうやって汚れを落としているのでしょうか。それには電荷を帯びた原子であるプラス(+)イオンとマイナス(-)イオンの働きが関係している。

泥汚れが落ちる仕組み

もともと泥汚れにはプラスイオンとマイナスイオンの両方が含まれている。ここに強烈なマイナスイオンを持つアルカリ剤が投入されると、泥の中のプラスイオンを引き寄せる。すると泥汚れにはマイナスイオンだけが取り残され、今度はマイナスイオン同士が電気的に強く反発しあって、泥自体が細かく分解される。汚れが落ちるのは、その結果なのです。

泥だらけになった衣類の汚れを何とか落とそうと、洗濯する前に手でゴシゴシ下洗いするのは完全な間違い。この行為は自らの手で泥を細かくして、わざわざ繊維の奥に汚れを押し込むだけなので、洗剤の分解パワーを信じて、表面の泥は軽く流す程度でOKです。

一方の液体タイプの洗剤が皮脂汚れを落とせるのは、界面活性剤の働きです。油を包んで細かく分解し、本来は水には溶けない油が界面活性剤を介して水になじんで溶け出す。その結果、皮脂汚れを落としてくれるのです。

というわけで、同じブランドでも粉末タイプと液体タイプでは、「成分」も「汚れへのアプローチ」もまったく異なり、それぞれの家庭の状況に応じて使い分けるのが賢い方法だと思います。何となく「粉末は古くて、液体が新しい感じがする……」と漠然と液体タイプばかり使っているとしたら、それは大きな間違いです!

柔軟剤が汚れを落ちにくくしている!?

いい香りが楽しめるうえ、仕上がりがふっくらやわらかくなる。そんな柔軟剤を正しく使えているだろうか。「どうせ洗濯機のなかで一緒に混ざるものだから……」と横着して、洗剤と柔軟剤を同時に入れているとしたら、何とももったいない。

というのも、2つを混ぜてしまうと、洗剤のマイナスイオンと柔軟剤のプラスイオンが中和してしまい、洗浄効果も柔軟効果も失われてしまうからだ。

雨ばかりが続くと洗濯に困りますが、画期的な室内干しの方法があります。それは、「アーチ干し」

あなたは室内干しをする際に、何も考えずに洗濯かごから取り出した順番でそのまま干してはいないでしょうか。それは、実はNG行動。雑菌が増え、嫌なニオイの原因を作っている可能性が大きいのです。

それを解決するアーチ干しのやり方は簡単です。タオルやシャツなど丈の長いものを物干しの外側に、内側にいくにつれて子どもの服や下着など、丈の短いものを並べて干す。たったこれだけです。

つまり、横からみて洗濯物の下のラインがアーチ状になるように干すと、室内でも風の流れを作り出すことになり、通常の方法より30分も早く乾き、いやなニオイも抑えられるという。洗濯洗剤や干し方ひとつの「差」を知るだけで、生活はもっと便利かつ快適になるのです。