もうそろそろ冬の寒さも消え、衣替えの準備が始まりますね。
子供は成長が早いのですぐ服がサイズアウトしてしまいますよね、、衣替えをするなら子供服処分のいいチャンスです!
衣替えはいつ頃にするのがいい?
制服のある幼稚園に通っている場合ですと、園から制服の衣替えのお知らせが来ますので、それが普段着の衣替えのタイミングになっているご家庭もあるかもしれません。我が子の幼稚園では6月と10月ごろに衣替えのお知らせがありますが、実際は5月にはすでに半袖を着ていたり、10月の下旬頃まで暑い日があったりします。ですから夏服はゴールデンウィーク頃に出し始め、冬服は10月頃から長袖と半袖を混ぜながら、徐々にその比率を変えていくという感じで衣替えをしています。
子ども服の整理収納のためのコツ
子ども服に限った話ではありませんが、整理収納を成功させる基本的なコツは次の2点です。
1.適正量を決めておく
あらかじめ収納スペースを決めておいて、そこに入る分を適正量として維持します。この量をルールとして決めておくことが大切です。我が家の場合はシーズンオフの洋服は子ども部屋のクローゼット内の引き出しに収納しており、入りきらない分は処分対象になります。
▼子ども部屋のクローゼット
2.一時置きボックスを作っておく
手放すと決めた洋服を一時的に保管しておくボックスを作ります。整理収納にまつわるお悩みで一番多いものが、「不要なのに捨てられない」というもの。思い出があって処分に踏ん切りがつかないという時にこそ、この一時置きボックスが活躍します。一旦ここに溜めておき、いっぱいになったタイミングで誰かに譲るのか、ウエスなどにして活用するのかを決めていただきます。
ちなみにこのボックスは、蓋をしないことがポイント。中身がいっぱいになった様子を見ることで、処分しようかなというスイッチが入りやすくなるからです。
▼「一時置きボックス」
衣替えで実践!子ども服を手放す基準は?
衣替えをする時は、まず最初に手持ちの服を全て並べてみてください。それから処分する服を決めていきます。ここではどのような洋服が処分対象になるのか、その基準をご紹介します。
1.サイズアウトしたもの
すでにサイズアウトしてしまったものと今ピッタリなサイズのものも処分の対象になります。子どもの成長は早いので、今ピッタリでも次のシーズンではサイズアウトしていることも多いはず。これらは一時置きボックスへ移しておきましょう。
2.傷んだもの、汚れがひどいもの
ほつれていたり穴が開いたり、汚れが目立つもの、使い倒して劣化した服も処分するものとして一時置きボックスへ。たまに園や学校から特別な活動があるので汚れてもいい服で来てください、というお知らせがあります。そんな時は一時置きボックスから出して使うこともできます。
3.趣味に合わないもの
良かれと思って買ったのに子どもの趣味に合わなかった服も潔く一時置きボックスへ。いただいたけれど着なかった服も同様です。
4.収納に入りきらない分
保管スペースに見合っていない分も処分しましょう。大人も同様ですが、洋服はたくさんあっても結局お気に入り以外はほとんど着ることがありません。もったいないからと取っておくよりは、誰かに譲ったりウエスにして生かす方がいい服もきっと喜んでくれると思います。
暮らしを楽にする収納法
コツ①:子供服の最適量は収納スペースの【7割】が目安
洋服をパンパンになるまで詰め込んでしまうと、取り出しにくくしまいづらいため、きれいな収納をキープできません。
手がスッと入るくらいを目安に余白を多めに取るよう心がけましょう。
まずは、子供服がどのくらいあるか確認するところから始めます。
全ての子供服を収納スペースから出して、サイズアウトした服や落ちない汚れがある服は思い切って処分。
これから着る可能性のある服を、トップス、ズボン、小物などのアイテムごとに分類した後、サイズごとに分けます。
コツ②:一つひとつのアイテムを写真に撮っておくと便利
余裕があれば、これから着る可能性のある服を一つひとつ写真に撮っておくのはおすすめ!
最初は数が多くて手間ですが、新しく服を買い足すときにカメラロールを見ながらコーディネートを考えたり、洋服管理のアプリに登録できたりと便利に使えます。
今着る服だけを収納スペースにしまい、大きめサイズやシーズンアイテムは1つにまとめて、押入れの天袋などへ。
アプリで管理しておけば、目の届かない所に置いても「服の存在を忘れていて、着ないままサイズアウトしてしまった!」という失敗を減らせますよ。
コツ③:棚の高さと中身は子供目線を意識する
棚や引き出し、ハンガーの高さは子供の目から腰の高さである「ゴールデンゾーン」に設定します。
ゴールデンゾーンは成長に伴って変化するので、高さを変える工夫を。引き出しなら、身長に合わせて入れ替えればOKです。
コツ④:1つの引き出しには1種類を徹底してラベリング
1つの引き出しにトップスとズボンをごちゃまぜにすると、探しにくいだけでなく、数の把握もしにくくなってしまいます。1つの引き出しには1種類を徹底しましょう。
ハンカチや靴下などの小物は、種類ごとに仕切りケースに入れて。
子供が見つけやすく、片付けやすいようにラベリングはマスト!100円ショップには、貼って剥がせるラベルシールも販売されていますので、引き出しを汚すことなくラベリングできます。
おすすめ収納グッズ
〈無印良品〉やわらかポリエチレンケース
角がないので小さな子にも安全ですし、ホコリを取るのも楽。水洗いできる点もいいと思います。柔らかすぎず固すぎず、人に優しいボックスです。
〈無印良品〉ポリエステル麻 ソフトボックス L
処分すると決めた服を溜めておく一時置きボックスに便利です。
〈無印良品〉PP収納ケース引出式横ワイド・小
クローゼット内でシーズンオフ服の収納に便利。1段置きなので子どものライフステージに応じて数を増やすこともできます。
- 子ども服というのはかわいいからと、ついつい買っては増えすぎてしまいがち。たくさんの着ない服を目の前にしてモヤモヤした気持ちを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが大人も子どもも結局着る服は、自分のお気に入りばかりのはずです。処分すべき洋服をきちんと手放して少数精鋭で着回していけば、いつでもお気に入りを身につけて気持ちよく過ごせると思います。ぜひ参考にしてみてください。